Culthouse diaspora

風が辿りつかない場所

いけや

昨日も書いたが絶賛台風が本州に接近中である。予報によれば明日の朝にはいい角度で鹿児島を直撃して九州を横断、そのまま夕方から、四国、本州と順調に日ノ本の国を巡る予定らしい。どうも強い勢力を保ったまま上陸してくるようで、結構な被害が出そうである。勘弁して欲しい。

この連休中にまともに出歩けそうなのが今日だけのようであったので、今日は昼から買い出しやら何やらを行いに東京の西側に繰り出してきた。具体的に言うと立川まで行ってきた。前に立川に行ったのは確かWIXOSSの映画を観に行った時だった筈なので、多分一年半ぶりくらいだと思う。今の自宅から立川駅までの距離は、新宿までの距離のちょうど倍くらい。なので立川に繰り出すとなると、ちょっとした旅行感覚になる。

まあ、西武新宿線沿いに住んでいるので、何をするにも基本的に新宿に出れば事足りるのだけども、立川にあって新宿にないものがだだっ広い土地である。立川駅周辺も再開発が進む中で、広い土地を生かした店舗がちょくちょくオープンしている。今日訪れたIKEA立川もその一つらしい。

IKEA自体行くの初めてだったのだけども、とにかくもうその広さに圧倒されてしまった。あと思ってたよりIKEAの家具の値段てリーズナブルなのね。まあ、IKEAのコーディネートを存分に生かしたお家に住めるようになるのは多分きっともう少し先になると思われるので、今日のところは小物を幾つか買って、すごーい!たのしーい!とはしゃぐだけに留めておいた。金が欲しい。

ミサイルの日

またしても夜勤の最中にJアラートが発令されたりした。先日の制裁決議に対抗してのもののようだけど、随分間が短くなってきたな。冗談で「雨のち曇りのちミサイル」とかほざくことはあったが、本当にそんな日々がやってくるとは思わなんだ。何となくイリヤの空を思い出したのは多分俺だけではない筈だ。まあ、いつまでこのチキンレースが続くのかは分からないけど、今年中には何かしら起こりそうな気はするな。まあ、どんな事態になろうと、物理的に壊れない限り多分電車は動いてると思うし、電車が動く限りは仕事にも行かねばならんのだろう。やーねー。

ちなみに明日から世間一般は三連休らしいが、それを祝福するかのように大きな台風が凄い角度で曲がって本州を直撃しようとしている。ミサイルが飛んだり

台風が吹き荒れたり、つくづく落ち着かない週末の日本上空であるな。ちなみに当方は明日から16、17日がお休みで18日が出勤となる。台風の針路と速度いかんによっては、出勤と台風が重なるとても愉快な事態になり得る。例によってこちらも電車が物理的に動いている限りは仕事に行かねばならぬ。あまねく労働はクソである。

そんなことを書いてたらどうにも鼻水とくしゃみが止まらなくなってきたのでとっとと寝ようと思う。

杉並散歩(後編)

(続き)前回「次なる目的地へ」という書き終わり方をしたが、そもそも昨日の徘徊に目的などほぼないのであって、「目的地」という書き方自体が振り返ってみるとなんかアレ、というどうでもいいことを思ったが、まあいいや。

気になった物件の周辺をぶらぶらと散策して、次に向かったのは東京メトロ丸ノ内線方南町である。何故方南町を目指したのかといえば、この東京暮らしの中で丸ノ内線支線を利用したことがほとんどなかったから、という理由もあるが、一番大きな理由は「ただ何となく」である。

ぶらぶら歩いてるうちに南阿佐ヶ谷駅が近くにあることが分かったので、そのまま丸ノ内線に乗り込む。中野坂上で乗り換えるのか中野新橋で乗り換えるのか迷っていたらいつの間にか西新宿に着いていたので、慌てて引き返し、「中野坂上」で乗り換える。

随分昔に知人の家を訪れるのに中野新橋で降りたことがあったようななかったような記憶があるが、方南支線を利用するのはその時以来である。多分今後の人生においてもほとんど方南支線を利用することはないのだろうと思っているうちに、方南町駅に着いた。

改札を出たら内臓のように配管がむき出しになった天井が見えたのでとりあえず写真を撮った。まだあるんだなこんな駅。

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階段を上って地上に出てみると、環八道路のひたすら交通量の多い道路が広がっていた。同じ杉並区でも俺の住む西武線沿いの風景とはまるで違ってて非常に驚く。渋谷区に隣接する地域と練馬区に隣接する地域とではこうも違うものかと、ぼんやりと感慨に浸る。今俺の住んでいる地域は見渡す限り高い建物が目に入って来ないところだが、方南町の駅周辺はその逆。普通に「東京感」の強い街だと思った。

個人的に街は長閑な方が住みやすいと感じるので、あんまりこの街との相性は良くなさそうだと思いつつ、家路についた。まあ一本道路隔てるとまた風景も変わるのだろうけどもね。

また無目的にどっかに行きたい。

杉並散歩(前編)

昨日の予告(?)通り、今日はほぼ丸一日杉並区を徘徊してきた。12時前からぶらぶらと歩き始めて、家に帰ってきたのは17時を過ぎた頃だった。途中ラーメン屋に寄ったり電車に乗ったりしたものの、合計したら間違いなく7~8キロ以上は歩いていたと思う。よく歩いた。

本日最初の目的地は自宅から約20分程歩いたところにあるラーメン屋。野方にある名店味噌麺処 花道からのれん分けした楓という味噌ラーメンの店だ。油そばとラーメンのあいの子のような”あえそば”というのを食べたがうめえ。野方の花道が超人気店で微妙に入りづらいのに比較すると、こっちのお店は勿論混んではいたものの、昼間でもまだ幾らか入りやすい感じだったので、今後もたまに訪れたいと思う。

ラーメン屋で腹ごしらえした後は、引っ越し先の候補探しに賃貸のサイトを見てて気になった物件まで歩いてみる。今となっては当たり前となったことではあるけど、建物名さえGoogleマップに入力すればそこまでのルートが分かるのってやっぱり超便利だよな。文明の利器最高だ。

文明の利器を駆使しつつ、徒歩のみで訪れたその物件は…ああ、うん、日当たりも風通しも良くなさそうね…賃貸のサイトに使われる写真て、当たり前だけど貸す側に都合の良い写真なのだよな。ただ借りる側にとっては暮らすのに不都合な情報の方が重要度が高いので、どうにもこの辺不便よなあ、と思う。

そんなふんわりとした気持ちで物件をあとにし、次の目的地へ(後編へ続く)

 

徒歩歩

振り返ってみると、学校だったり最寄り駅だったりが何故かずっと近くにあるところに住んでたような気がする。唯一バスで通ってたの、マジで幼稚園の頃くらいじゃないか。小中は当然のこと、高校も大学も余裕で徒歩圏内にあったし、最初に上京して住んだところも、今住んでいるところも全て徒歩10分圏内に駅がある。
特に今住んでいるところは、当初駅から多少離れても広くて設備の良いところを、という前提で部屋を探し始めた筈なのに、気付けばそんなに広くはないけど駅からはむっちゃ近い部屋に住むことになっていた。我ながら何故なんだ?
駅から家までの距離が近い方が便利が良いのは勿論なのだけど、その唯一の欠点(というと語弊があり過ぎる気もするが)は、最寄り駅と自宅の距離がなまじ近過ぎると、自宅と最寄り駅までのルート以外の場所に疎くなることだ。最寄り駅周辺にもう少し娯楽や店のあるようなところだと違うのかもしれないが、基本的に日々の生活は家と最寄り駅と周辺の何店舗かの店のある狭い範囲を往復していればこと足りる。意識して周辺を歩かない限りは自分の家から数十メートル離れた路地にある公園や建物に気付かないなんてこともザラだ。
特に俺のように地方から上京してきて都心から少し離れた何もない郊外に住むと、職場や遊び場にする駅の地理には詳しくなっても、自分が寝に帰る地元の店や施設は意外に知らないという逆転現象が起こりやすくなるのではないか、と考えてたりする。まあ無論個人差はあると思うが。

明日は夜勤明けの休み。ついでに今日も良いらしいので絶好の徘徊日和だ。死んだ魚のような眼でその辺をぶらぶらしたい。

20170911

911である。時差があるので正確には日付が違うような気がするが、何にせよアメリカで起こったあのあれからもう16年経つのだ。2001年当時、高校生だった俺は家のテレビの速報で事件を知った。日本で最初にそのニュースが流れたのは多分21時を過ぎた頃だったと思う。

どの番組だったのかは忘れたが、とあるコメンテーターが倒壊するワールドトレードセンターの映像に合わせて「巨大なビルが、音もなく崩れ去りました」って言ってたことを今でも覚えている。そりゃ映像に音が入ってないだけで、実際に音がししなかったわけがないだろう、非常にどうでもいいツッコミを入れてたことを未だに覚えている。まあ、あまりにも現実離れした光景に遭遇すると、正常に判断力が機能しなくなる、というのは、その後何度となく倒壊するニューヨークのワールドトレードセンターの映像を見せられた時にもそうであったし、その16年経った現在に至るまでに起こった数多くの出来事を振り返ってみてもそうかもしれない、と今になって実感することではある。2001年当時、きっとこの出来事をきっかけに戦争が起こる、世界は変わる!と俺は思っていた。実際に戦争が起きて、世界も変わったと思う。ただその世界の変化は俺が想像していたものとは随分と違っていたような気がする。まあ、20世紀に負けず劣らず21世紀も激動の時代になっていくことだけは多分間違いないのだろう。

そんなこんなで今日もとりあえずこれから仕事だ。

George

Twitterにも書いたが、昨晩の夜勤は近所のファミマで買ったハヤシメシにスプーンが入っておらず、一緒に買ったサラダ用の割り箸で食す羽目になってしまった。カレーメシ系列の商品てもうそれなりに市民権と知名度得てると思ってたのに、未だにカップラーメンの一種か何かだと勘違いしているパーソンが一定数いるのだろうか。とにもかくにも食べ辛いことこの上なく、大変惨めな気分になった。安藤百福翁の嘆きが聞こえるぞ。そんな夜勤は、眠くなる明け方にかけて障害対応が立て続けに発生するとても嫌なパターンで非常に疲れた。やれやれだぜ。

そんなこんなで家に帰って昼食をとり、一眠りして今日は吉祥寺に向かう。当初は井の頭公園に行く予定であったのだが、一眠りのつもりが夕方過ぎまで寝てしまったおかげで吉祥寺駅に着く頃にはすっかり日が暮れてしまっていたので、今日は諦めて夕食だけを取ることになった。だいぶ日が短くなってきた。あと夜勤明けは寝ないと身体が動かなくなってきたなあ…。

ちなみに今日夕食を食べた吉祥寺の店は、今日行くつもりだった回転寿司の店がいっぱいだったので、以前から目を付けていたとあるビルの屋上の店であった。値段はリーズナブル、味はまあまあ。でも客層があまりにも吉祥寺な感じで、店の雰囲気も良いのだけどいかにもな吉祥寺のいかにもな吉祥寺性があまりにも濃厚に凝縮されててちょっと…という感じの店だった。もうちょっと吉祥寺も探索せねばね。