Culthouse diaspora

風が辿りつかない場所

半人半豚

NHKEテレに100分de名著なる番組があることを最近知った。毎月一作品を取り上げ、それを25分×4回の計100分で紹介するもの。今月取り上げられたのはハンナ・アーレントの「全体主義の起源」だった。ちなみに先月扱ったのは大岡昇平の「野火」だったらしい。なかなかアツいセレクトだ。番組のMCを務めるのはNHKの島津アナウンサーと伊集院光なのだが、伊集院痩せたなあ…。その昔ラジオで体脂肪率が50%超えて脂肪なのか伊集院なのかって言ってた伊集院はどこに行ってしまったのか。いやはや。こういうご時世だからだろうか、ハンナ・アーレント全体主義の起源は今年の1月にアメリカでベストセラーになったとかとか。これを機に読んでみようかねえ。

ベストセラーと言えば「首都圏の住みたくない街」なる本が大変売れているらしい。ちょうど今部屋探しをしてるところもあって、引っ越し先の情報は気になるもので。どんな土地でも住めば都とは言うものの、住んでる場所が精神衛生に与える影響は小さくないのよな。部屋選びと同じくらいにどこに住むのかは大事。仕事で心が荒んだ時に帰ってきた街がアレだと余計にどうしようもなくなる。

まあ、こういうことって気にしない人は気にしないのだろうけど、気にするなと言われても気になる人間にはどうしようもないのよね…。

フレアって単語を初めて知ったのはFFでしたね

2017年9月6日夜、通常の規模の1000倍の太陽フレアが確認されたらしい。まあニュースでもやってるので分かると思うが、フレアというのは恒星の表面で起こっている爆発のことである。地球に住んでいるとどうにも実感しにくいが、太陽もれっきとした恒星であり、夜空に輝くお星様と同じメカニズムで輝いているのである。

夜空に輝くお星様や太陽がどういうメカニズムで輝いているかについては、超ざっくり言うと、38度線の向こう側の北の国が実験に成功したらしい水素爆弾と同じメカニズム、要は核融合で輝いている。

北朝鮮の水爆実験が話題になった直後に、大規模な太陽フレアが観測されるというのもなかなかに面白い偶然ではある。北の将軍様がお怒りになると海が割れたり山が噴火したりするらしいから、太陽の活動にだって影響を与えるのだろう。流石である。

今回の規模の太陽フレアが観測されるのは11年ぶりらしいが、今のところ地球上に大きな影響が出ているという話は聞かない。まあせいぜいTwitter上で日本人が太陽フレア大喜利をやってるくらいだ。平和だなあ。

ちなみに太陽フレアの大きさは通常1~10万キロ程度、威力は水爆10万個~1億個と同等らしい。宇宙はヤバいのだ。

Time Goes On

昨夜から今日にかけて、福岡の大学時代の友人が仕事で東京にやって来たので出迎えていた。往々にして誰かが訪ねてくる時に俺は夜勤だったりして都合が合わずに会えないことが多く、悔しい思いをすることが多かったのだが、今回はたまたま連休と重なったおかげで、めでたく歓待の宴を開くことが出来た。
昨夜はその友人と、同じ大学で同じサークルに所属していた同年代のメンバーの東京組で集まり、秋葉原の隠れ家的なビールバーで飲んだ。このビールバーは以前からしょっちゅう通ってる店なのだが、半ばマスターが趣味でやってるような店で、ネット上に掲載されている電話番号に電話が繋がらなかったりする。料理も酒も美味いし、のんびりと過ごせるとても良い店で、なおかつ値段が冗談みたいに安い。でも本当に隠れ家的なお店なので、多くの人には訪れて欲しくない。なので詳しい情報は当ブログでは明かさない。気になる人は自分の力で見つけ出すか俺との親交を深めるなりして欲しい。
その面子で集まるのは同じサークルの後輩の結婚式以来だったのだが、良い意味でノリが全く変わらないのが非常にありがたかった。しかしノリは変わらないが、会話の内容は少し変わったような気がする。上手く言葉に出来ないのだけども、人間十年も経つと変わってくるわな。一夜明けて今日はその友人と中野~高円寺界隈をぶらぶらしつつ、大学時代の友人達の近況についてあれこれ聞く。こっちも色々あったが、まあ皆にも当然色々あるのだな、と。時は流れていく。

そんなこんなで久々に福岡に帰りたくなってきた。美味いものが食べたい。

僕は複数の作業が同時にできない

前々から薄々感じてはいたことだが、俺は二つ以上のことを同時にこなすことが苦手である。いや、薄々感じてたというのは嘘で、実際にはもっと昔から、多分小学校の高学年の頃くらいから自分でもそのように感じていたんじゃないかと思うが、まあ、とにかく一言で言って、俺は要領が悪い。何事に置いても手際や効率が悪い。

人間練習や経験を重ねればある程度はその辺の要領や勘所を身に付けたりするものだと思うのだけど、俺の場合何回やっても効率が上がらないことが多い。一人暮らしを初めて10年以上経って、そこそこ自炊をするようになっても、未だに包丁の扱い方は小学校の家庭科の授業で初めて包丁を持った子供とあまり変わらない気がするし、料理を作るのにもとにかく時間がかかる。効率よく行うための作業の見直しなどをあんまり意識することがないからかもしれない。

お仕事においてもそうである。基本的に二つのタスクを同時進行で進めることがこの歳になってもあんまり出来ない。段取りを行うのが苦手なので、全部その場の勢いで何とかしようとしていることが多い。そして勢いが弱まると飽きる、というパターンが多い。

なんだろな、自分の身体を動かすことがそもそも不得手であるというか、思考と身体の動きがリンクしないことが昔から多かったなあ、と最近思ったりする。まあとりあえず、シンプルに生きたい。

もう9月も5日だってよ

昨日と比べると比較的良く寝たせいか、割と今日は調子が良い。しかしこの後夜勤で出勤しなければならないのでやっぱり具合が悪い。まあ、夜勤はゆっくり寝てられることだけは良いことだとは思う。次の引っ越し先候補は職場から随分離れている駅になる上に、部屋も駅から遠いのでどうしようかと思っていたが、諸々の事情により仕切り直しとなった。まあ、まだ余裕はあるのでのんびり探していきたい。

北朝鮮が水爆実験に成功したりするなど、世の中は割と動きつつあるっぽいが、当ブログの管理人は特に脳が働かないので、今日の昼飯のレシピでも晒しておこうと思う。余ったので弁当に入れて今日の晩飯としても活躍する予定だ。

◎材料

・豚肉小間切れ 150gくらい

・玉ねぎ 1/2

・ピーマン 2個

・トマトケチャップ 多め

・カレー粉 それなり

・塩 適量

・水 トマトケチャップと同じくらい

〇手順

①フライパンにサラダ油を熱して、豚肉を適当な大きさに切って炒める。

②豚肉に火が通ったら適当な大きさに切った玉ねぎを入れて炒める。

③玉ねぎがしんなりしたらトマトケチャップと塩とカレー粉と水を混ぜたヤツを入れて炒める。

④最後に適当な大きさに切ったピーマンを入れて完成。ドライカレーとハヤシライスの中間っぽい何かが出来る。

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ちなみに上記レシピは某国営放送の某番組のレシピからパクった。上の写真では余ってたニンジンも加えてみた。割と美味しい上に超短時間で作れるので俺によし。カレーは人類を救う。

眠として不足

NHKの朝の某テレビ番組で「睡眠負債」に関する特集をやっていた。睡眠負債が何なのかはまあ、高度情報通信社会の恩恵に与ることが出来る皆皆さんはどうぞググって欲しいが、日本のテレビでバズり出したのはここ最近になってからだと思う。

ただ、俺が「睡眠負債」のことを知ったのは随分前で、大学の頃に受けた英語の授業のテキストにそのまんま「Sleep debt」というタイトルの記事を扱ったものがあった。まあ先に知ってたからといって別になんだという話ではあるが。

俺が大学の授業で睡眠負債の記事を読んだのは多分もう10年以上前だ。大学の授業のテキストで取り上げられるネタは更にもう少し古い筈なので、まあ、この時間差が欧米と日本の睡眠や生活の質に関する考え方の違いだね、とか言っておくと、何となくもっともらしいことを言った気分になれるのでオススメである。

まあ、睡眠負債という言葉を知った当時は、自分がその睡眠負債を常時抱えた状態になってるなんてことは予想していなかったし、日の暮れるのと同時に仕事に行き、朝になると帰る仕事をまさかこの歳になっても行っているとは思わなかった。人生ままならない。もともとあんまり寝ない子供ではあったのだが、ここの所はぐっすり寝ないことで翌日に残るダメージ量が日に日に増している気はする。そんなこんなで寝れる時は寝よう。ねないこだれだ

内々見

昨日は横浜でクレイジーケンバンドのライブを見た後に恋人の実家に宿泊し、明けて今日は今の住処に引っ越した際に世話になった中野の不動産屋に行って物件を探し、そのまま内見し、ついでに物件の申込みまでを行うという、とてもとても慌ただしい一日となった。わっほい。ちなみに今日訪れた中野ブロードウェイ地下のカレー屋がとてもとても美味しかったので、その店の記事はいずれアップしたい。

「レインズ」というデータベースが導入されて以降、日本全国ほとんど全て不動産の情報はレインズに登録されることになった。全国どこの不動産屋からもレインズにアクセスが可能であるので、ぶっちゃけ九州の不動産屋で北海道の物件を探して入居の手続きを進める、なんてことも可能になっている。よく部屋探しのコツが書かれているサイトを見ると、未だに地域密着型の不動産屋が良いなどと書かれてたりするが、扱ってる物件は全国どこに行っても基本的に同じなので、必ずしもそういう不動産屋が良いとも限らんのである。というか今のご時世、物件探しよりそういう地域密着型の不動産屋を探す方が多分難しいと思う。もちろん専門じゃないので細かいところまではよく分からんのだけど。

まあ、そんなこんなで不動産屋に求められるスキルも今と昔とでは違っていたりするらしいのだが、俺が今の物件でお世話になった不動産屋は(というよりも俺の担当になってくれた人が、だと思うが)、気になった物件は必ず内見に連れて行ってくれるし、内見の時もここがダメ、ここは良い、というのをかなりハッキリと言ってくれるので助かっている。今日見に行った物件も、この物件に妥協して住める人って…というのがありはした。まあ、東京は狭いからね、仕方ないね…。

そんなこんなで上手くいけば来月頭くらいには引越しして新たな部屋での暮らしが始まりそうである。国分寺と国立と立川の間辺りという、とても中途半端なエリアになりそうだけど、楽しみなのである。