Culthouse diaspora

風が辿りつかない場所

半人半豚

NHKEテレに100分de名著なる番組があることを最近知った。毎月一作品を取り上げ、それを25分×4回の計100分で紹介するもの。今月取り上げられたのはハンナ・アーレントの「全体主義の起源」だった。ちなみに先月扱ったのは大岡昇平の「野火」だったらしい。なかなかアツいセレクトだ。番組のMCを務めるのはNHKの島津アナウンサーと伊集院光なのだが、伊集院痩せたなあ…。その昔ラジオで体脂肪率が50%超えて脂肪なのか伊集院なのかって言ってた伊集院はどこに行ってしまったのか。いやはや。こういうご時世だからだろうか、ハンナ・アーレント全体主義の起源は今年の1月にアメリカでベストセラーになったとかとか。これを機に読んでみようかねえ。

ベストセラーと言えば「首都圏の住みたくない街」なる本が大変売れているらしい。ちょうど今部屋探しをしてるところもあって、引っ越し先の情報は気になるもので。どんな土地でも住めば都とは言うものの、住んでる場所が精神衛生に与える影響は小さくないのよな。部屋選びと同じくらいにどこに住むのかは大事。仕事で心が荒んだ時に帰ってきた街がアレだと余計にどうしようもなくなる。

まあ、こういうことって気にしない人は気にしないのだろうけど、気にするなと言われても気になる人間にはどうしようもないのよね…。