Culthouse diaspora

風が辿りつかない場所

8月32日

昔から時間の使い方がとにかく下手である。決められた時間に、何かを為すというのがとにかくできない。何事においても計画性がなく、行き当たりばったりの見切り発車が32年間の生涯で染み付いてしまっていていて、とにかくそれで失敗を重ねることが多い。夏休みの宿題は8月31日になってから始めるタイプだった。

結局それで他人に迷惑をかけないならば良い、と思ってきてやってきた節があるが、実際のところそんなことはなく、グータラにいい加減に過ごしていると自分以外のどこかの誰かが割を食ったり迷惑を被ったりしている。そのことに割と最近まで気付かずにやってきたところがある。

最近2人暮らしをするようになったことが一番大きいが、人生譲り合いである。相手の立場を慮って一方的にならないことはとっても大事である。あと、自分自身の欲求や感情に対しても執着し過ぎない、一歩現実に譲ることが重要なのだってことにようやく気付いてきた感じがある。気付いたところで遅い、という失敗をしたのもある。

何かに没頭して夢中になるのは良いことなんだが、執着し過ぎると足元がお留守になる。足元がお留守になると悪い意味で隙が出来る。隙が出来ると、まああんまり良いことはない。思えば隙の多い人生を送ってきてしまった。改めるべきところは改めねばならぬ。

 

以上、10分以内に書くことを目標に書いて10分以内に書き終わった日記である。良かった。