Culthouse diaspora

風が辿りつかない場所

アースガッデム

昨晩は夜勤明けに夜更かしをし、就寝したのが今朝の4時頃。窓を見ると既に少し空が白み始めていた。

そこから眠りに落ちていた7時頃、ゆらゆらと大きな揺れに叩き起こされた。茨城県南部で震度4の地震。俺の住む杉並区では震度2くらいだったらしいが、もっと大きな揺れに感じた。体感はアテにはならないけどもね。

まあ311からこっち、地震には慣れっこになってしまったので少しの揺れで動じたりはしないんだけども、それはそれで色々と問題があるような気はしている。緊急時の避難場所を確認する以外は特に地震に対しての備えは行っていないし。

昨日は次のハレー彗星の接近が44年後だということをネタにした。でも次のハレー彗星より先に首都圏でM7以上の地震が起きるような気がしている。最近アツい北の国からミサイルが東京に飛んでくる方が先かもしれない。

まあミサイルはともかく、地震は日本にいる限りは100%起こる。東京で大きな被害をもたらす地震は多分俺が生きてる間には起こるだろう。想定を超える大きな地震が起こった時、薄氷の上に浮かんでるような東京の街は多分耐えられない。政府の研究によれば、30年以内に南関東で70%の確率でM7クラスの地震が発生するのだそうな。被害の規模は分からんが、きっと最悪なことになる。シン・ゴジラのようには上手くいかないだろう。

しかし日本人の国民性というのはどうにも因果なもので、時期は不確かだが確実に起こる破滅に備えることよりも、3年後に1ヶ月足らずで終わる祭りの準備の方がプライオリティが高いのだ。2020年の東京オリンピックのコストは3兆円とも4兆5000億とも試算されているが、その金を首都機能の移転の足しにした方が、文字通り建設的であろう。しかしこればかりはどうしようもないのだろうな。そして全てが終わった後に、気付いた時では遅過ぎる、という当たり前の教訓を残していくのだ。

とりあえず、俺達は強く生き残る術を今から身につけておく必要がある。そして今やれる備えは今やる。どれだけ備えてても死ぬ時は死ぬんだろうが、生き残る確率を上げておいた方が、後から悔しい思いをせずに済むだろう。