Culthouse diaspora

風が辿りつかない場所

First Day

本日は三連休の初日なんだそうな。再三申し上げている通り、当方はシフト勤であるからして、盆も正月も関係ねえのである。カレンダーに縛られないとか言うとほんのりロックな気がするが、カレンダーに縛られない代わりに客に提供するシステムによって縛られており、ちっともロックではなく、むしろディストピアに近い趣がある。はい、コンピュータ!幸福は義務です!コンピュータ様万歳!コンピュータ様万歳!コンピュータ様万歳!

そして今日は夏のオタク祭りの第一日目である。オタク層と非オタク層の境目は年々曖昧になりつつある。非オタク層は知オタク層となり、知オタク層の中にはやがてオタク層となる者が現れ、そのボーダーラインはますます希薄化していく。コミケコミックマーケットの略称であり、本来は同人誌即売会なのであるが、今日オタク関連企業がコミケを非常に大きな宣伝の場としていることは今更言うまでもなく。また、これまでオタク産業と直接関係のなかった著名人もこぞって参加する流れが近年とみに加速しており(ファビュラス姉妹とか)、「同人誌の即売会」という意味合いは年々薄くなっているのでないかとか、たまに思ったりする。少なくとも、コミケは現在もオタクのオタクによるお祭りではあっても、オタクのためだけの祭りではとっくに無くなっているのは間違いない。

このブログをお読みの方でコミケに行かれる方々はくれぐれもお気を付けて。コミケ会場が戦場であることは今も昔もそしてこれからも多分変わらんだろう。当方オタクではあるが、色々あって負傷したオタクなので、戦場に負傷兵の参加は許されないのである。まあ傷が治ればまたいずれ。