Culthouse diaspora

風が辿りつかない場所

病院に帰ろう

就職して上京して来たときのことを思い出していた。昨日は会社の健康診断でとある病院を訪れていたのだが、前の会社の時から同じ病院で健診を受けているもので、何となくあの病院に、あの一帯に思い入れがあったりする(どこの病院か書くと特定されそうだから書かないけども)。

 

前の会社に入社したのは2008年の3月1日だった。年度始めに4月1日の客先に新卒を送り込むべく、新卒の入社日を1ヶ月他の企業よりも前倒ししていたらしいのだが、おかげで新入社員研修の真っ只中に大学の卒業式に出席するべく福岡に帰ることになったし、他の同期が3日かけて勉強してた資格試験を1日ちょいの学習期間で受けることになったし(資格は取れたが)、何より大学最後の春休みの3月という、一生のウチでおそらく最も何も考えずに過ごせる1ヶ月を会社なんぞに捧げてしまったことに激しい怒りを未だに覚えている。しかも営業がグダったりリーマンショックの影響やら何やらで、結局現場が決まったのは6月になってからだったし、翌年の新卒からは普通に4月入社になったらしい。ド許せぬ。当時の人事の人間をぶっ飛ばしてえ。まあそいつらは今はもう会社にいないだろうが。そしてそんな会社に6年以上もいた俺の脳味噌の花畑っぷりをぶっ飛ばしてえ。どんな会社にもとりあえず3年なんて嘘だからな。ここはダメだと思ったらその日のうちに転職エージェントや知人に相談するべきだ。時間は金以上に重い。

 

えーと、何の話だったっけ。前の会社の悪口ならまだまだ書けるが、さて置き。

 

とりあえず上記の通り3月に入社する以前に健康診断を受けろと会社に言われ、前月の2月の下旬に上京し、最初に訪れたのが、昨日も行ったその病院だったのである。俺の東京の原風景は、そこからスタートしている。小学一年になるまで毎年一つは大きな病気をやって入院したり、その後もことあるごとに病院に世話になってた俺にとっての原風景は、病院にあるのだ。その後も人生のターニングポイントで何かしらか病院に世話になっているし、基本的に物覚えが悪くて色んな事を忘れていくタチなのだが、病院通いした記憶だけは割と鮮明に覚えてたりする。なんだかなあ。

 

まあそんなこんなで、今後も病院と縁のある生活を送っていくのだろう。さしあたっては産業医面談受けることになりそうな予感がする。親からもらった名前にはhealthが含まれているのにね。